【小説】百瀬、こっちを向いて:中田永一 (読了)



というわけで、全部読む前にエントリー書いちゃった、こないだの本。
たまたま独りでお風呂入れたので読みました!

いやー、良かった。
面白かった。
どれもハマるね。

とりあえず、やはり表題作と「小梅が通る」がヒットでした。
冴えないけども、人の心をよく見ている友人たちが素敵。
こんな子たちが、しあわせになる話も読みたいわ。  
タグ :小説


2010年11月27日 Posted by ナベ at 11:37Comments(0)小説

【漫画】ここ最近の入荷モノ

今日はなんだか仕事もゆるゆるで、暇があるので、書いちゃう。
一冊一タイトルはめんどいので、まとめちゃいますよと。

家への入荷が古い順ね。



まずこれ。
少女ファイト7:日本橋ヨヲコ

読むと、毎回泣いちゃう。
自分は、学園モノに弱いんだよね。
暗い中学時代+男子高校時代で、あまり明るい青春ではないからだろうね。
あと、名言が多すぎて、泣く。

ここでは二言紹介。
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「そうだ。
 みんなが私をどう思うかなんて
 さほど重要じゃない。

 わたしがみんなといたいんだ」
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これ大事。誰かのためじゃなく、自分がこうしたいんだって思うこと。
それに気付くこと。


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「キャプテンやみんなの辛い思い出なんて
 私がバレーで殺します

 そんな過去が些細なことになる位置まで
 姉ちゃんが見た景色まで私がみんなを連れて行く

 そんでもっていい思い出に生き返らせる! 私が!」
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ほんで、7巻のクライマックス。
良いシーンだ。
マイナスの記憶をプラスに転化できるのか。
自分でも言いたいね。「いい思い出に生き返らせる!」って。


次ー



とめはねっ! 鈴里高校書道部7:河合克敏
これも学園モノよね。
この巻はすっかり教養漫画寄りになっちゃってるけど、内容面白いから好き。
筆もちたくなるよね。


じゃ、次。



テルマエ・ロマエ2:ヤマザキマリ
やばいね、面白いね。
ローマの風呂ネタだけで、どこまで引っ張るんだろう。
比較文化論で何本も書けそうな感じだよね。
金精様ッ!

で、次。


PEACE MAKER6:皆川亮二
遂に、GODが始まりまして。
トーナメント戦ってことで、変わったキャラが一気に増加。
性質上、負ける=死亡なのですが、わりと殺すには惜しいキャラが多いよね。

それでも、負けて死んでいくキャラクターをなんとか描ききるのは流石。
核、なんて物騒なキーワードも出てきて、先が気になります。

はい次ー。
てか、今日最後。



ムダヅモ無き改革5:大和田秀樹
まさかここまで続くなんて、誰が想像しただろうか、小泉劇場。

それにしても、毎度毎度のガンダムネタには頭がさがる。
パロディってか、パスティーシュってか、まあ、面白いからあり。

ナチス編が終わっても、北の暴走が続けば、ネタには困んないよね。
不謹慎だけど。


はい、こんな感じで。
長いよね。
また、漫画が溜まって暇なときに書きますわ。  
タグ :漫画


2010年11月24日 Posted by ナベ at 16:13Comments(0)漫画

【小説】百瀬、こっちを向いて:中田永一

とても久しぶりというか、ほぼ始めて?人に勧められて本を買いました。
や、勧められるのは、よくamazonさんに勧められるけど。

まだ半分しか読んでないけど、心踊ったので書いちゃう。





表題作の内容はこんな感じ。(Amazonからの引用ね)
内容紹介
恋愛アンソロジー『I LOVE YOU』にて大絶賛された中田永一、満を持しての単行本デビュー!

クラスの中で最も「人間レベル」が低い“僕”は、いわば教室の障害物のようなものだった。いつもできるだけひっそりと気配を消している僕は、このまま女の子と手を繋ぐこともなく、生涯を終えるのだろう…と思っていたが、とあるきっかけで日常ががらりと変わることに。

僕の尊敬する先輩で、学校中の人気者である宮崎瞬先輩…かつては瞬兄ちゃんと呼んでいたが、今はとてもそんなに気安く呼べない…から、ひとつの頼み事をされる。宮崎先輩とつきあっているこれまた美人の神林先輩が、宮崎先輩に憧れている後輩の百瀬陽との仲を疑っている、ついては僕にその百瀬とつき合っているふりをしてくれないか…ということだった。

女の子とろくに会話すらしたことのないこの僕が、百瀬のような美少女とつきあうふりができるのだろうか? こうして二人の擬装された学園生活が始まった。

…しかしそうやってお互い徐々に距離が近づくうち、僕の中に、初めて知った息苦しい感情が芽生え出す。僕は自分にこういい聞かせる。
おまえの気持ちは錯覚だ。おまえは演技にのめりこみ過ぎているんだよ。

いっしょにいてたのしい、うれしい、といった気持ちを遮断するんだ。この騒動が終わったら、またおまえは一人になるんだからな…。(「百瀬、こっちを向いて」)

圧倒的な叙情と奇想! 大型新人が贈る傑作恋愛小説集。

--ここまでーー

中学までは「人間レベル」の低い子だったのでなんとなく、感情移入しながら読めましててん。

始めてできた彼女(彼女と言えるか微妙なラインではあるけど)も、ぱっと見は自分なんかと絡むとは思えないような、でも百瀬のように面倒見のいい人でした。
懐かしい話だ。今頃なにやってんだか。


閑話休題

まだ途中だけど、とても気に入った本になりそうです。
男が読むには甘酸っぱいけどね。
でもいいのです。


勧められた本が面白いと、感性が交差したようで嬉しいよね。
(要はこれを書きたかっただけ)
  
タグ :小説


2010年11月24日 Posted by ナベ at 15:42Comments(0)小説